最適なはっぴの保管方法
2016.06.21

subimg05日お祭りや様々な催しものでおなじみのはっぴですが、日本の伝統衣装だということはあまり知られていません。もともとは、江戸時代頃武士が着用していました。武士の他にも職人や火消しなどが、その所属を表すために屋号や名まえなどを染め抜いて着用していたため、現在でもその所属や一体感を演出する際に利用されることが多くなっています。特に多いとされる使用用途は、お祭りなどで着用する、学校行事の学園祭や体育祭などで、スポーツやアイドルのライブイベントの場を盛り上げる、キャンペーン用に企業が販売促進や宣伝を行う時に着用するなどです。

最近は、素材に不織布などの比較的安価なものを使用する場合も多くなっています。これは、耐久性から考えると1度きりで、また次回に着るということはあまりないようですが、もともとは木綿を使用していました。最近は木綿に加えて、ポリエステル素材のようなしわになりにくいものも多く使われているようです。また、企業やグループなどで名まえやイラストなどを印刷したオリジナルのものを作る人たちも多く、その場合は1度だけということはあまりなく、保管の必要がある場合も多いようです。はっぴはどちらかというと夏場に着用することのほうが多いので、イベントなどが終わり、着用することがなくなったときには、まず洗濯の必要があります。洗濯の前には白いタオルなどを利用して、生地をたたき色落ちがないかどうかを確認します。そこで色落ちがある場合は、水洗いを自宅ですることができないので、クリーニングに出します。

色落ちがない場合には、色が落ちにくい、色移りがないなどの中性の洗剤を使用して手洗いをします。洗濯機でも洗えますが、最近の洗濯機は、環境に配慮して、水量が少なくても洗えるものが多いので、その場合は色が出てしまうこともあるようです。そのため、できるだけ手洗いが良いといわれています。洗濯、乾燥後は、きちんとたたんで保管しますが、その最適な保管方法は、単独で保管するということです。鮮やかな色が多いはっぴは、いくら色落ちがないことを確認しても、時間がたつとじわじわとまわりに付着してしまうこともあります。他の衣類と一緒にしておくと、それらの衣類に色が移ってしまうことが多くあります。特に次の季節までの長い時間そのままにしておくとよけいその確率が高くなるので、できれば1枚ずつ通気性の良い布などで包み、他の衣類とは別の衣装ケースなどに保管することが望ましいようです。使用している布が木綿などが多いため、虫はわきにくいので、防虫にはあまり気を使う必要はないでしょう。

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